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屋根裏のコウモリの出入り口を塞ぐ時期と避ける時期

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最終更新:くらべどき編集部

夜空を飛ぶアブラコウモリ。翼を広げると胴体の何倍もの幅になる
飛んでいるアブラコウモリ(東京都)写真:WATANABE Hitoshi(渡辺仁)/CC BY 4.0/Wikimedia Commons/写真の出典

屋根裏のコウモリの出入り口は、幼獣がいる6~8月と冬眠の前後を避け、個体が残っていないことを確認してから塞ぎます。出入りする隙間を安全な場所から記録し、高所の作業や捕獲は業者や許可の窓口に相談します。

入口を塞がない時期(一年の帯)一年を十二か月の帯にして、入口を塞ぐと子が中に残る時期を塗った図。まだ飛べない幼獣がいる時期は6~8月。 冬 春 夏 秋 冬 まだ飛べない幼獣がいる時期 6~8月
帯は鳥取県が幼獣を理由に封鎖を避ける時期を示し、帯の外でも冬眠前後や個体が残る場合は塞げません。
通れる隙間の大きさ(同じ縮尺の線)動物ごとに、通れる隙間の大きさを同じ縮尺の線の長さで示した図。コウモリは1センチ程、ハクビシン(正方形)は一辺8センチ、ハクビシン(円形)は直径9センチ。 コウモリ 1センチ程 ハクビシン(正方形) 一辺8センチ ハクビシン(円形) 直径9センチ
コウモリとハクビシンが通れる隙間の大きさを、同じ縮尺の線で示した図です。
コウモリの封鎖時期と不在確認の条件
状況自治体の案内と必要な確認
幼獣のいる夏鳥取県は6~8月の封鎖を避ける。北九州市も夏の出産時期は追い出しが難しいと案内
冬眠とその前後鳥取県は冬眠前後の封鎖を避ける。北九州市も冬眠時期は追い出しが難しいと案内
上記以外鳥取県は家にいない時間帯を調べて封鎖。つくばみらい市も不在時または追い払い後に塞ぐと案内

月の範囲は鳥取県の案内です。音が止まったことだけで不在とは判断せず、地域と現場の状態に合わせて封鎖日を相談します。

どこまで自分でできる?

自分でできること

  • 安全な場所から出入りの位置を記録する
  • 音のする時刻と糞の場所を記録する
  • 自治体へ捕獲許可の窓口を尋ねる

業者の作業

  • 屋根など高い所の調査と封鎖
  • 幼獣や冬眠中の個体の確認
  • 屋根裏の糞の清掃と消毒

業者に頼む場合

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対応地域
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何の動物か、どこから出入りしているかを伝え、封鎖の箇所数と保証の範囲を確認しましょう。

屋根裏でコウモリらしい音がした場合

古い建物の窓枠にたまったコウモリのフン。黒い粒が帯のように積もっている
窓枠のコウモリのフン。ネズミのフンに似る(イギリス)写真:Michael Zawadzki/CC BY-SA 2.0/Wikimedia Commons/写真の出典

屋根裏で音がしても、音だけではコウモリと決められません。外から出入りする姿と、糞の落ちる場所を記録しましょう。

前橋市は羽音や天井裏で鳴く音を被害例に挙げています[5]。京都市は、糞がネズミの糞に似ると説明しています[6]。

糞をつぶして調べず、屋根裏の物音は何の動物?足跡と糞での見分け方の痕跡と合わせて調査を相談します。

コウモリは屋根裏のどこから入る?

狭いすき間にもぐり込んだアブラコウモリ。黒っぽい顔と大きめの耳が見える
すき間にもぐり込んだアブラコウモリ写真:林正文(lin-chen-wen)/CC BY 4.0/Wikimedia Commons/写真の出典

前橋市は、屋根と壁や配管の隙間、換気口などをコウモリの侵入箇所に挙げています[5]。鳥取県は1センチ程でも出入りできると案内しているため、大きな穴だけを調べても見落としかねません[1]。

高い場所へ上らず、糞の落ちている位置を調査担当者へ伝えましょう。

換気口に出入りする場合は、換気口や通気口のコウモリはどうする?に記載しています。

夏や冬にコウモリの姿が消えたとき

夏に親が外へ出ても、幼獣が残るおそれがあります。冬に音がしなくても、時期だけで封鎖を決めないでください。

鳥取県は6~8月と冬眠前後を避けるよう案内しています[1]。取り残すと、死体が臭気や虫の発生源になります[1]。

この時期は調査と封鎖を分けて相談し、糞の位置や増え方を記録しておきましょう。屋根裏に入り込んで清掃や薬剤散布を始める前に、作業範囲と安全を相談します。

コウモリがいないときに塞ぐ手順

封鎖は時期の条件に加え、コウモリが残っていないことを確認してから行います[1]。つくばみらい市も不在時か追い払い後に隙間を塞ぎ、高所は業者への依頼を検討するよう案内しています[3]。

  1. 外から出入りする場所と時間を記録する
  2. 幼獣や冬眠の状況と内部の不在を確認する
  3. 残っていないことを確認して入口を塞ぐ

捕獲を伴う作業には許可が必要です[1]。

コウモリ駆除を市役所へ頼める?

つくばみらい市はコウモリの駆除や捕獲を行わず、追い払いや侵入予防は自分か業者で対応し、費用は自己負担としています[3]。所在地の窓口で、相談先と対応範囲を確認しましょう。

業者へ頼む場合は、追い出しと封鎖、清掃を分けた見積もりが必要です。

コウモリ駆除の費用はいくら?では施工事例の総額と作業の違いを示しています。

監修:農学修士(北海道大学 農学院)

出典と確認日

出典は、2026年10月14日時点で確認済みです。

ただし、出典4は2026年9月23日時点で確認済みです。

出典6は2026年9月24日時点で確認済みです。

出典5と表の値は2026年9月28日時点のものです。

広告の内容は2026年9月25日時点のものです。

  1. 鳥取県 農林水産部 鳥獣対策課「野生鳥獣の捕獲等に係るよくある質問」
  2. 北九州市 産業経済局農林水産部鳥獣被害対策課「よくある相談と対策【コウモリ】 - 北九州市」
  3. つくばみらい市 生活環境課「コウモリを見かけたら | つくばみらい市公式ホームページ」
  4. 農研機構 近畿中国四国農業研究センター「ハクビシンは狭い隙間から侵入できる」
  5. 前橋市「コウモリの侵入箇所と生活被害」
  6. 京都市(上京保健所)「イエコウモリ(衛生動物だより No.027)」