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ヤマトシロアリは自分で駆除できる?

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最終更新:くらべどき編集部

割った木材の中のヤマトシロアリ。白い働きアリの間に、黒い体で翅のある羽アリがいる
木材の中のヤマトシロアリ(日本)写真:Keisotyo/CC BY-SA 3.0/Wikimedia Commons/写真の出典

ヤマトシロアリの駆除は床下への潜入や散布器が要るため個人では難しく、自分でできるのは外から見える基礎の蟻道の確認と、家の周囲の木材や湿気の見直しです。被害が疑われるときは専門業者へ調査を依頼しましょう。

床下の断面(基礎・土台・床束)と、見る場所木造の家の床下を縦に切った断面図。外周の基礎の上に土台があり、室内側は束石の上の床束が大引を受け、その上に根太と床板が載る。基礎の外側の面には、土から土台まで這い上がる蟻道を描いている。①土台:基礎や土台に土の筋がないかを見る。②床束と束石:床下の束石や土台は調査時に確認する場所。③土の中:地中から蟻道をつくって侵入することがある。 床板 大引 床束 束石 土台 基礎 ① ② ③ ① 基礎や土台に土の筋がないかを見る ② 床下の束石や土台は調査時に確認する場所 ③ 地中から蟻道をつくって侵入することがある
蟻道を確認する部材の位置を示した断面図で、床下へ潜って調べる手順ではありません。
見る場所と、自分で確かめる範囲
見る場所確認すること次の行動
外から見える基礎上へ続く土の筋(蟻道)場所と写真を記録し調査を依頼
家の周囲放置した木材・ふさがれた換気口無理なく動かせる物を片づける
室内の水まわり雨漏り・水漏れ漏れを放置せず修理を相談
床下や傷んだ木部蟻道・被害の広がり潜入・木部の処理は専門業者へ

一次資料の点検箇所と予防策を基にした判断の目安です。見える範囲に異常がなくても、床下全体の無被害は確認できません。

どこまで自分でできる?

自分でできること

  • 外から見える蟻道を写真で記録
  • 家の周囲に放置した木材を片づける
  • 雨漏り・水漏れを確認して修理を相談

業者の作業

  • 床下に入って被害範囲を調査
  • 木部や土壌への防除処理
  • 駆除と予防の施工範囲を判断

業者に頼む場合

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害獣とシロアリの駆除を自社の作業員で行う会社で、見積もりまでは無料で頼めます(運営:株式会社コーテッツ)。

対応地域
全国(北海道・沖縄県・一部地域を除く)
受付
24時間365日
見積もり
無料(生息確認だけの調査は有料)
保証
最長10年(イタチ・ネズミ・コウモリ・トコジラミ・シロアリなどは最長5年。保証が付かない場合あり)

羽アリか蟻道かを伝え、いるかどうかの確認だけを頼む場合の費用も確認しましょう。

基礎に土の筋を見つけたとき

古い建物のコンクリートの基礎に、下から上へ伸びる茶色い土の筋(蟻道)が何本もある
基礎を上る蟻道(米国)写真:Jim Conrad/パブリックドメイン/Wikimedia Commons/写真の出典

基礎や土台に土の筋があれば、見つけた場所と状態を写真に残して調査を頼みましょう。シロアリは地中から蟻道をつくり、建物へ侵入することがあります[1]。

確認は外から安全に見える範囲にとどめます。見方は床下のシロアリを潜らずに調べる方法も参考にしてください。

家の周囲に木材や切り株がある場合

イメージ(生成画像)。住宅の基礎の近くに古い切り株があり、基礎に木材が立てかけてある
イメージ:基礎のきわの切り株と積んだ木材イメージ(生成画像)/画像の出典

家の周囲に放置した木材は、無理なく動かせる物から片づけましょう。湿気を好むシロアリへの予防として、東京都は木材を放置せず通気をよくするよう案内しています[2]。

切り株の掘り起こしや基礎ぎわの土の移動は、この片づけに含めません。雨漏りや水漏れを放置しないことも予防につながるため、漏れがあれば修理を相談しましょう[2]。

市販剤を買えば自分で駆除できる?

被害がある家では、薬剤を選ぶだけで駆除できるとは限りません。関西・北陸しろあり対策協会は、床下への潜入や散布器が必要になり、簡単な作業ではないと説明しています[3]。

認定薬剤であることと、自分で必要な処理を行えることは別の判断です。床下への散布や木部への施工を始める前に、被害の有無と処理範囲を専門業者に確認してもらいましょう。

庭のシロアリや巣だけ処理したいとき

庭で見つけた箇所だけを処理して、家の対策が済んだとは判断しないでください。ヤマトシロアリは塊状の巣をつくらず、加害箇所が巣を兼ね、生活場所や餌を求めて集団で移動します[4]。

種類を決めつけず、見つけた虫と場所の写真を調査時に見せましょう。種類による違いはシロアリの巣で確認できます。

専門業者には何を確認してもらう?

蟻道や被害が疑われる場所を伝え、建物のどこを調べるのか、調査だけでも費用がかかるのかを依頼前に確認しましょう。東京都も個人での駆除は困難として、専門業者への依頼を勧めています[2]。

調査後は被害の場所を写真で説明してもらい、駆除と予防それぞれの施工範囲・金額を見積書で確認しましょう。被害が見つからなかった場合も、処理を勧める理由を聞いてから契約を判断します。

監修:農学修士(北海道大学 農学院)

出典と確認日

出典・表の値は、2026年9月29日時点で確認済みです。

ただし、出典4は2026年9月23日時点で確認済みです。

出典1は2026年10月14日時点で確認済みです。

広告の内容は2026年9月25日時点のものです。

  1. 公益社団法人 日本しろあり対策協会「誰でも簡単に確かめられるシロアリ発見法を教えて下さい」
  2. 東京都保健医療局「シロアリ」
  3. 一般社団法人 関西・北陸しろあり対策協会「シロアリQ&A」
  4. 公益社団法人 日本しろあり対策協会「ヤマトシロアリとイエシロアリの特徴、とくに加害習性を教えて下さい」